このサイトは、Access/ExcelとBitシリーズを活用し、顧客管理やマーケティングを行うために知っていると便利な実用的テクニックをご紹介するサイトです。
  各種データベースと連携 (Access/Excel/SQL Server/Oracle)
掲載記事
関連サイト






前のページへ戻る

Newsbit社ホームページ
Bitシリーズ
データベス制作業務
コンサルティング業務
ホームページ制作
インターネットマーケティングニュース
BitplusPRO
BitMailPRO
BitDelete
BitSearch
迷惑メール削除専用ソフトウェア
緊急連絡網用エクセルファイル
受注管理データベース
アドレス管理データベース
今回は、BitplusPROを使用してOutlook Express 6の受信トレイ等に保存されているメール(メッセージ)をデータベース(SQL Server・Access・Excel)に変換(コンバート)する方法について説明します。
Outlook Express 6自体のエクスポート機能では、Microsoft OutlookかMicrosoft Exchangeの形式には出来ますが、それ以外の形式にはエクスポートできませんので、この機能は様々な用途にご利用いただけると思います。

ビジネスでメールを使用しているとメーラーには、通販サイトを運営している場合等の受注メール、資料請求、お問合せフォーム、アンケート回答など様々なメールがメーラーに溜まってくるものです。
これらのメールは、非常に貴重なものであり、活用しない手はないのですが、データベースに「コピー&ペースト」で移すのも面倒ですし、メーラーでとりあえず検索も出来ますのでそのままになってしまうわけです。

しかし、2005年4月の個人情報保護法では、メーラーにも検索機能がありますので個人情報を含むメールが5000通以上あれば個人情報取扱事業者となり法の対象となるのです。
そう考えると、使わない個人情報であればメーラーから削除してしまうこと、そして、必要なものは、きちんとデータベースに移して、メーラーから削除する必要があるのです。

※コンバート機能は、BitplusPRO7.1で搭載されましたので、それ以降のバージョンをご利用ください。

用意するもの
1).BitplusPRO最新版
BitplusPROは、バージョン7.1以上をインストールして、受信メール設定などをヘルプファイルを参考に済ませてください。

2).メールを出力先となるデータベース
コンバートするメールを出力するためのデータベースが必要です。
SQL Server、Access、Excel等BitplusPROが対応しているデータベースを用意し、こちらもBitplusPROのヘルプファイルを参考にテーブル等を準備してください。

3).Outlook Express 6とコンバートするメール
Outlook Expressにコンバートするメール(メッセージ)が必要ですので、メールが無い場合にはあらかじめ準備しておいてください。

メーラーデータのコンバート手順

BitplusPROを導入前に既にメーラーで受信してメールサーバーから削除されていいるデータを指定したデータベースに変換する方法について説明します。
現在コンバートできるのは、Outlook Express 6のデータファイル(*.dbx)のみです。

  1. 受信メール設定
    受信メール設定を利用してデータをコンバートしますので、先に受信メール設定を行ってください。

  2. コンバート対象のメールを専用のフォルダに移動(又はコピー)
    Outlook Express 6のメニューバーでファイル(F)→フォルダ(F)→新規作成(N)を選択してください。
    次のような画面が表示されます。

    フォルダ名に適当な名前を付けて[OK]ボタンをクリックしてください。
    これで、新しいフォルダが作成されました。

    次に、作成した新しいフォルダにコンバート対象となるメールデータのみを移動又はコピーしてください。
    コンバート対象以外のメールをこのフォルダに入れないように注意してください。

  3. メッセージの保存場所を確認する
    Outlook Express 6のメニューバーのツール(T)→オプション(O)を選択してオプションの画面を表示し、メンテナンスのタブを選択してください。

    次に中央より少し下の[保存フォルダ(F)]をクリックしてください。
    次のような画面が表示され、現在のファイルの保存場所を確認することが出来ます。

  4. BitplusPROを起動し、ファイル(F)→コンバート(C)→Outlook Express 6を順に選択してください。

    次の画面が表示されますので、先ほど確認した保存フォルダの場所に移動して、コンバート対象のメールを移動したフォルダ名と同じ名前のファイルを選択してください。

    選択したファイルに間違いがなければ、[開く(O)]ボタンをクリックしてください。
    コンバート処理が実行されます。
    コンバート処理は、途中で中止等ができませんので、指定したファイルが間違いないことを確認した上で実行してください。

    Outlook Express 6以外のメーラーのデータコンバート

    Outlook Express以外のメーラーで受信したメールは、直接コンバートすることができませんので、一度Outlook Express 6 にデータをインポートしてからコンバートしてください。

    注意事項

    コンバート終了後にメールをコンバート済みのメールを削除する機能はありませんので、何度もコンバート処理を行うとデータベースに同じデータが重複して登録されてしまいますので、処理は必ず1回だけ行ってください。
    何回かに分けてコンバートする場合は、フォルダを分けるか、毎回フォルダのメールを入れ替えてください。

    添付ファイル付きのメールやHTML形式のメールなどは、処理できません。

    コンバートは、BitplusPRO導入時のためのものですので、全てのデータのコンバートを保証するものではありません。

    メールの件名にスペースがある場合、正しく件名を認識できない場合がありますのでご注意ください。

     

まとめ
処理が終了したら、コンバート先として指定したデータベースを開いて処理が正しく行われたことを確認してください。
正常に行われない場合、受信メール設定や定義ファイルを使用している場合は定義ファイルなどに何らかの原因があると思われますので、その部分を改善した上でもう一度処理を行ってください。
   
  前のページへ戻る
 
Copyright©2006 Newsbit co.,ltd.All Rights Reserved.