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今回は、ネットショップ等で1件の注文に対して複数の送付先、複数の商品を管理するためのBitplusPROの使用方法についてご説明いたします。

楽天市場やYahooショッピング、弊社のショッピングカート等、その他のショッピングカートを使用される場合、1件の注文に対して複数の送付先や送付先ごとに複数の商品情報が存在し、送付先数や商品数も変動します。

これらの情報をExcelのように1行で管理しようとすると、膨大な列数となり、また無駄な列を設けることになり好ましくありません。

このような場合、Accessならば、注文者情報、送付先情報、商品情報を個別のテーブルに振り分け、関連付けることにより理想的な受注管理をおこなうことが可能になります。

今回は、弊社より無償でご提供させていただいている受注管理データベース(RODB)を例にとり、ご説明させていただきます。

準備するもの
1).BitplusPRO・BitMailPRO最新版
2).受注管理データベース(RODB)
3).テスト用メールの送信

既にBitplusPRO・BitMailPRO最新版と受注管理データベース(RODB)をインストール済の方は3).から開始してください。


1).BitplusPRO・BitMailPRO
テストメールを受信・取り込みするためには上記ソフトの最新版がインストールされている必要があります。
ご購入前でもダウンロードいただくことで試用モード(機能限定有)でお試しいただけます。



メールアドレスとお名前を入力していただき[次へ]をクリックすると弊社の製品一覧が表示されますので、BitplusPRO6.2をダウンロードしてください。
2種類のファイル形式をご用意しておりますが解凍ソフトをお持ちの場合は、どちらをダウンロードしていただいても構いません。お持ちでない場合は.exeファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルを解凍(.exeファイルはダブルクリック)し、出来たフォルダ内のsetup.exeをダブルクリックしてインストールをおこなってください。



2). 受注管理データベース(RODB)
テスト用メールを取り込むためには受注管理データベース(RODB)が必要となります。




3).テスト用メールの送信

実際の取り込みをご確認いただくために、テスト用のメールをご自身のメールアドレス宛に送信します。

テスト用メール送信

上記リンクよりメール送信した場合、お使いのメーラーによっては参考例のようなメールにならない場合がありますので、その際には下画像を参考にメールを作成しご自身のメールアドレスに送信下さい。

受信メール参考例
以下のような受注メールの注文情報をメインテーブル1、送付先情報をサブテーブル1、商品情報をサブテーブル2に分けて取り込みます。

 

BitplusPROの設定
BitplusPROを起動して設定(E)→受信メール設定(A)で受信メール設定一覧の画面を表示し、右側の[新規設定]ボタンをクリックして受信メール設定の画面を表示してください。

途中データファイルや定義ファイルを参照ボタンより選択する項目がありますが、ファイルの所在が分からない場合は通常
Cドライブ → ProgramFiles → RODB → 目的のファイル となっておりますのでご確認ください。


メールサーバー

この受信メール設定を有効にする
 → チェック

受信メールの件名(Subject)
 → 【BitCart】
照合モードはチェックしないでください。

受信メールサーバー → お使いの受信メールサーバーを入力してください。※1

アカウント → お使いの受信メールサーバー用アカウントを入力してください。※1

パスワード →  お使いの受信メールサーバー用パスワードを入力してください。※1

※1.メールサーバーの設定は下図と同じ設定ではテストできません。




受信モード

件名
 → 部分一致
この場合【BitCart】の後に注文番号(変動する)が入るので部分一致を選択しています。 

受信モードの選択
 → 定義ファイルモード

[参照]ボタンをクリック
すると、定義ファイル選択のダイアログが表示されますので、RODBのフォルダに移動してStdTeigi1a.csvを選択してください。

受信後にメールをサーバーから削除するのチェックはテスト終了後にチェックします。



データベース

ファイル種別 → Access(*.mdb)

ファイル名は[参照]ボタンをクリックして → RODB.mde

テーブル名 → StdMain




サブテーブル1

サブテーブル1を使用する → チェック

定義ファイル名は[参照]ボタンをクリックして → StdTeigi1b.csv

テーブル名 → StdSub1

テーブル間リンク設定(関連付け)
 → どちらもIDを選択



サブテーブル2

サブテーブル2を使用する 
→ チェック

定義ファイル名
は[参照]ボタンをクリックして → StdTeigi1c.csv

テーブル名
 → StdSub2

テーブル間リンク設定(関連付け)
 → どちらもID2を選択

ここまで設定が出来ましたら、[OK]ボタンをクリックしてください。

受信テスト

接続(C)→メールの確認(M)でテストメールを受信してください。

取り込みの確認

受注管理データベースを開いてメールの内容が取り込みできていることを確認してください。
スタート→プログラム→受注管理データベースのアイコン
でご確認いただけます。

まとめ

この仕組みをご理解いただき、応用すればお客様が独自に所有されているAccessのデータベースにも同じように自動取り込みが出来るようになるかと思われます。
メール本文の内容と受注管理データベースのテーブルやフィールド構成、定義ファイルなどをご覧いただき、どのような関係になっているのかをご確認いただれば、参考になるかと思われます。

   
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