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今回は、送信するメールの件名に顧客名を挿入する方法について説明します。

メールマガジンが氾濫している昨今、本文を読んでもらう為に、件名(Subject)は非常に重要なことは説明するまでもありません。
そうした中で、件名に自分の名前が入っているメールはそれほど多くはありませんので、少なくとも他のメールと差別化されることは間違いありません。
BitMailPROの挿入文字の機能を使えば簡単に実現できますので是非お試しください。

基本条件
件名に名前をデータベースから挿入するのですから、当たり前のことですがデータベースに名前が登録されている必要があります。
そして、重要なことは、全てのレコードで名前が入力されているということです。

例えば、件名を次のようにするとします。
 東京太郎 様へのご案内
この場合、東京太郎の部分が挿入文字ですから、文字その部分が抜けてしまうと、
 様へのご案内
という件名になってしまうのです。

この点に注意して今回は、BitMailPROに付属するsample.mdbで説明していきます。
(sample.mdbは、BitMailPROをインストールしたフォルダにあります。)

データの準備
sample.mdbには、何もデータが入力されていませんので、取りあえず2件ほど適当なデータを入力して下さい。

今回は挿入文字として、名前のフィールドを使用しますので、挿入文字01等には何も入力する必要はありません。
データを入力したら、送信チェックもチェックしておきましょう。

これで、テスト用のデータベースが準備できました。

BitMailPROの設定
まず、BitMailPROを起動して送信設定を行います。
下記の送信設定一覧の画面が表示されたら、[新規設定]のボタンをクリックして下さい。

まず、送信設定名を適当につけてください。今回は、挿入文字テストとします。
続いて、メールアカウントを設定します。

次にデータファイルを次のように設定します。

次に挿入文字を設定します。
まず、今回は挿入文字は1つだけしか使用しませんが、挿入文字使用数で5を選択します。
挿入文字が5つまで使用できるようになりますので、次の画面のように1番目に名前を選択してください。

最後にオプションの設定ですが、本文にも会社名などを差し込みますので、画面のように宛名差込をYesにしてください。
本文に差し込まない場合は、Noのままで結構です。

全ての設定が終了したら[OK]ボタンをクリックして下さい。
送信設定一覧に今回設定した挿入文字テストがあることを確認して[閉じる]ボタンをクリックしてください。

これで、設定は終了です。
送信準備
まず、BitMailPROを起動して送信画面を表示します。
次に送信設定名を選択してください。
今回は、挿入文字テストを選択します。

次に、いよいよ件名です。
まず、件名にカーソルを移動してください。
次に、挿入文字のボタンをクリックするか、メニューの挿入(I)→挿入文字(I)をクリックしてください。
次のような挿入文字の画面が表示されます。

をクリックすると、次の画面のように件名に挿入文字の記号が入ります。

名前だけを差し込むのでは意味がありませんので、今回は、画面のような文字を記号に続けて入力しました。

これで、本文を準備して、メール送信ボタンをクリックするか、メニューの送信(S)→メール送信(S)をクリックすればメールが送信されます。

送信されたメールをメーラーで受信すると次のように件名に名前が挿入されていることがわかります。

まとめ
今回は、件名に挿入文字を使用しましたが、本文に使用する場合も同じ手順です。
いろいろな使い方がありますので、是非お試しください。

尚、今回はAccessのデータベースを使用しましたが、BitMailPRO4からはデータファイルとしてExcelも使用でき、今回説明したことが出来ます。

詳しくは、BitMailPRO4のホームページをご覧下さい。

   
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