次は、BitplusPROで、メールをAccessのMDBファイルに取り込んだ後に、余分な文字を処理してみましょう。
データは、下の画像のようになっています。
今回は、同じフィールドで直接データを書き換える方法をご紹介します。
その為に使用するクエリは、選択クエリではなく更新クエリです。
更新クエリは、レコードの更新の行の値や式でフィールドの値を更新します。
最初は、簡単なVal関数を使った方法です。
この方法は、先程の説明と同じで非常に簡単です。
ただし、今回のデータのようにカンマがない場合は問題ありませんが、値にカンマがあると使うことが出来ません。
そこで、この場合、円より前を取り出せば数値だけになるので次のように式を入力します。
先程説明した式と若干ことなりますが、その部分を簡単に説明しましょう。
IIf(InStr([金額],"円")>0,Left([金額],InStr([金額],"円")-1),[金額])
赤い文字の部分は、先に説明した部分ですが、そのままでは、円という文字がない場合にエラーになってしまいますので、IIf関数で円がある場合は、青文字とし、円がない場合は緑文字の処理を実行するようにしているわけです。
どちらの処理も実行すると、次のように円より後ろがなくなって数字だけが残ります。
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