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今回は、BitplusPROを使用してメールのヘッダー情報をAccessのデータベースに読み込む方法を解説します。

例えば、携帯電話のメールアドレスは非常に長いものがあり、フォームに入力してもらう方法では間違いが多く、入力も手間がかかるなど問題があります。

今回ご紹介する方法を使用すれば、メールアドレスを入力してもらう必要はなくなりますからそうした問題は全て解決するのです。

ホームページのアドレス登録をクリックして本文も件名も何も編集することなくただメールを送信してもらうだけで、メールアドレス等をデータベース化することができるのです。

Webサイト側のメール送信のための準備
まず、WEBサイトの任意の場所に次の1行を追加してください。

<a href="mailto:****@******.co.jp?subject=demo">メール送信</a>

つぎに、アスタリスクの部分をご自身のメールアドレスに買い換えます。
仮に、info@newsbit.co.jpにメールを送るようにするのであれば、
<a href="mailto:info@newsbit.co.jp?subject=demo">メール送信</a>
となります。

この状態で、メール件名はdemoとなりますので、必要に応じて書き換えてください。

これで、WEBを表示すると次のようにメール送信という文字が表示され、文字をクリックするとメーラーが立ち上がるようになったはずです。

メール送信

メール送信をクリックすると、メーラーが起動し、画像のように宛先と件名が入った状態になるはずです。

※通常のパソコンからですと問題はないと思われますが、携帯電話の場合、件名が入らない場合があります。

MDBファイルの準備
ヘッダーの情報を取得するためにAccessのデータベースファイルを用意します。
ヘッダーの情報は、届くメールによって項目が異なりますが、次の画像の項目があれば取りあえず十分だと思われます。

これらの項目の中で、Message-IDなどの一部の項目は、メールによって大文字や小文字の使い方が異なるため、現在のBitplusPROの仕様では完全に一致したもの以外は取得することができません。
また、Receivedについては、BitplusPROの仕様上取得できるメールは限られます。

今回説明で使用したデータベースを下記よりダウンロード(無料)できますので、是非お試しください。

データベースダウンロード(76K)
※データベースは、Access97形式ですので、2000/2002の方は変換してご利用ください。

BitplusPROの設定
BitplusPROを起動し、設定(E)→受信メール設定(A)を選択して受信メール設定の画面を表示して下さい。
既にいくつか受信メール設定がある場合は、左下の5つのボタンの一番右のボタンをクリックして新規の設定画面を開いてください。

まず、この受信メール設定を有効にするをチェックし、受信メールの件名(Subject)を画像のようにdemoとします。
メール送信のところで変更した場合は、同じように変更してください。
受信メールサーバー(POP3)、アカウント名、パスワード等も設定してください。

次に、受信モードのタブをクリックし、画像と同じように設定してください。

最後にデータベースのタブをクリックし、データベースファイル名とテーブル名を設定してOKボタンをクリックしてください。

サブテーブル1、サブテーブル2のタブは設定する必要はありません。

以上で全ての設定が終了しましたので、接続(C)→メールの確認(M)でメールを受信するとヘッダー情報がデータベース化されます。

補足説明
BitplusPROは、HTML形式や添付ファイル付きのメールは受信できませんので、携帯電話などで写真等を貼り付けた場合は、受信できなくなります。
まとめ
今回の方法は、メールを送信するユーザー側がほとんど何もすることはなく、そのままメールを送信するだけで、受信側ではメールアドレスやメーラー、日付などのヘッダーから取得できる情報を簡単に入手できるのです。
ただ、ヘッダーの情報は全てが統一されているわけではありませんので、受信後にデータベース側でデータの加工が必要な場合もあります。

是非、BitplusPROをお試しください。
BitplusPRO最新版ダウンロード

   
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