今回は、空メールを受信してメールアドレスをデータベースに登録する方法について説明します。
登録用のメールアドレスに空メールを送るとそれでメールアドレスが登録される仕組みがBitplusPROを使うと簡単に実現できます。

ただ、空メールの送信者が登録に同意してメールを送っていることが大前提で、無断で登録してメールを送信する行為は違反になりますので注意が必要です。

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メールアドレスは、ホームページにフォームを要して手入力で登録してもらうことでも収集可能ですが、携帯からの登録となると入力ミスの可能性が高くなり、登録していただいても、間違いがあればメールを送信しても届かないことになります。
それを避けるためにメールアドレスを手入力するのではなく空メールを送ってもらい、空メールのヘッダーのFromから送信者のメールアドレスを取得する方法が広く利用されています。

空メールからの登録は、ASPのサービスとして提供している会社がかなりありますが、BitplusPROを利用する方法は、ASPのサービスではありませんので毎月費用が発生したりすることもなく安心です。


■空メールからのメールアドレス登録方法

1.データベース(ExcelやAccess等)を用意します。
 Excelの場合は列、Accessの場合はフィードに From という名前のものを用意します。

2.BitplusPRO(バージョン8.7.0以降)をパソコンにインストールして設定を行います。
 ポイントは、受信メール設定の受信モードのタブの項目で、「ヘッダーの項目(From,To,Return-Path)を特別に処理する」を選択することと、受信モードの選択で区切り記号モード(半角コロン)を指定することです。

設定完了後受信すれば、メールのヘッダーのFromのメールアドレスがデータベースに登録されます。


「ヘッダーの項目(From,To,Return-Path)を特別に処理する」をチェックすることで、Fromのデータが、次のようにメールアドレス以外の文字がつながっている場合でもメールアドレス(info@********.co.jp)だけを登録することができるようになります。

"○○○○○○○株式会社"
○○○○○○○株式会社


設定の詳細は、BitplusPROのヘルプファイルまたは、専用サイトをご覧ください。
http://www.newsbit.co.jp/software/bpp/index.html

是非、お試しください。

ただし、空メールに対して即時自動返信を行いたい場合は、自動返信機能のあるサーバーを利用するか、自社サーバーなどの場合は、自動返信のプログラムを用意する必要があります。